第13回華頂公開講座(4回目)令和6年1月20日開催報告
本学では、新時代の「ウェブに強い社会人」の育成を目指して、令和6年度に「生活情報学科」の設置を予定しています。このため本年度は、新学科着任予定の教員による、コロナ後の経済と情報通信技術をテーマにした公開講座を開催し、地域社会へ生涯学習の機会を提供するとともに活性化に貢献したいと考えております。
1月20日(土)は、本学の「華頂ホール」にて4回目の講座を開催いたしました。
今回の講座では、本学准教授の上田有里奈先生により、コロナ禍で可視化された家族をめぐる諸問題について様々な統計資料をもとに考察していただきました。「コロナ禍でのテレワークによる家族で過ごす時間の増加はワークライフバランスの改善につながる良い変化をもたらした一方、孤独を感じる若者の増加、高齢者を取り巻く環境の変化、孤独死などの問題も浮き彫りにした」などの報告があり、アンケートでは「貴重なデータに基づいて話されたので、わかりやすく、よく理解できた」「男女平等といわれながら、日本はまだまだと感じ、女性が声をあげねばと痛感した」「メディアからの知識では計り知れない深いものを知り、ありがとうございました」などの意見を頂戴しました。
◆日 時:令和6年1月20日(土)13:30~15:00
◆テーマ:「コロナ禍で可視化された家族をめぐる諸問題から何を学び、今後の生活にどう活かせるか」
◆講 師:京都華頂大学准教授 上田 有里奈
第13回華頂公開講座は、多数の方にご参加をいただき終えることができました。厚くお礼申し上げます。次年度も興味ある講座を開催したいと考えておりますので、次年度も是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。